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トイレの床がベタついていることに気づいたのは、掃除でマットをはいだときでした。
原因が分からないまま、少なくとも2年は放置していました。その原因が、上に敷いていたマットそのものだったと知ったのは、つい最近のことです。
掃除のたびに、ベタついていた
引っ越したときからマットを敷いていたので、床がベタついていることに、しばらく気づきませんでした。
気づいたのは、掃除でマットをはいだとき。
何度か掃除をしてみたのですが、黒いゴミクズのようなものが出てくるだけで、
ベタつきそのものは取れませんでした。
そのうち、床の劣化も気になるようになりました。
結局、その部分をマットで隠したまま、少なくとも2年は放置していました。
気づいたのも、敷きはじめてからずいぶん経ってからです。
原因は、マットの裏だった
ネットで調べていて、マットのメーカーの説明を見つけました。
オカ株式会社のよくある質問に、こう書かれていました。
長期間敷きっぱなしにしていると、マットの裏面剤が床用ワックスと反応して床についてしまうことがある、と。
つまり、あのベタつきは、汚れではなくマットの裏の滑り止めでした。
マットを敷く → 裏の滑り止めが床につく → ベタつく → だからマットが要る。
そのループの中に、私はずっといたことになります。
油で拭いたら、きれいに取れた
同じページに、落とし方も書いてありました。滑り止め剤は油分で分解できる、と。
なんとかならないかな、とずっと思っていたので、とりあえずやってみるかという気持ちでした。
普段料理に使っている油を、ベタつきの範囲に合わせて適当に落とす。シートで伸ばして、馴染ませて、すぐに拭き取りました。
量は量っていません。時間も置いていないと思います。
メーカーのページには「しばらくおきます」と書かれていたのですが、私の場合は馴染ませてすぐ拭いて、それで取れました。
取れました。
あんなに拭いても残っていたベタつきが、嘘みたいに無くなりました。
最後に、住居用の中性洗剤で油分を拭き取って、終わり。うちで使っているのはウタマロクリーナーです。
何年も放置していたものが、1回で片付いてしまいました。
※床材や状況によって違うと思うので、これは「私の家ではこうだった」という話です。
マットも蓋カバーも、やめた
きれいになった床を見て、最初に思ったのは「またベタついたら嫌だな」でした。
同じマットを戻せば、また同じことが起きます。
それなら、もう置かない。そう決めて、そのまま撤去しました。ついでに、トイレの蓋カバーも一緒に外しました。
洗う手間も、買い替えも、まとめて無くなりました。
すっきりした、というのが正直な感想です。
トイレ用に見えないサンダルを探した
かわりに、トイレ用の履きものを買うことにしました。
条件は2つ。いかにも「トイレ用」という見た目のものは買いたくないこと。
それと、床を傷つけたくないこと。
それで、EVAサンダルを探しました。
やわらかいので床に優しく、水に強くて洗える。トイレで使うものとしては、ちょうどいいと思いました。
ケユカの店舗で見つけて、買ってきました。
ただ、スリッパ売り場には置かれていませんでした。ベランダまわりの生活用品のところにあって、見つけるまでにずいぶん歩きました。
敷いていたときと、やめたあと
並べてみると、違いがはっきりしました。
| マットを敷いていたとき | やめたあと | |
|---|---|---|
| 床 | 滑り止めでベタついていた | ベタつきなし |
| 洗濯 | マットと蓋カバーを週1回洗う | 無し |
| 買い替え | くたびれたら買い直す | 無し(サンダルは洗える) |
| 見た目 | 布があった | すっきりした |
| 足元 | マットの上を歩いていた | サンダルを履いて入る |
ひとつだけ、これから戻すものがあります。
透明で、滑り止めの付いていないマットを、来月までに買う予定です。
床の劣化を防ぐためで、無くても困ってはいません。
買う予定なのは、これです。ベタつきの理由を教えてくれたメーカーと同じところのものにしました。
まだ使っていないので、使ってみたらここに書き足します。
まとめ:やめられない理由が、やめたいものだった
この件でいちばん驚いたのは、掃除のやり方ではありませんでした。
隠すために置いていたものが、隠したい汚れを作っていたこと。
しかも私は、その状態を何年も「仕方ない」と受け入れていました。
手放せないものには、たいてい理由があります。
でもその理由が、手放したいもの自身から生まれていることもある。そういうこともあるんだな、と思いました。
家の中で「これは必要だから置いている」と思っているものが、ほかにもありそうです。
私は、もう少し疑ってみるつもりです。
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