私はこれまで、4つの結婚相談所に入りました。
費用の話を書いたときは「4社を渡り歩いた」とだけ書きましたが、なぜ4回も入り直したのかは、
書いていませんでした。
先に正直なところを言うと、「合わないから乗り換えた」というかっこいい話ではありません。
やめて、また入って、またやめて。その繰り返しでした。
1社目:担当は「日程調整の人」だと思っていた
最初に入ったのは大手でした。
ここでの担当との接点は、お見合いの日程調整くらい。定期的な面談があるわけでもなく、
何かを相談する場所という感じでもありませんでした。
もちろん、担当が日程調整しかしないわけではないと思います。
ただ、当時の私と担当のあいだにあったやりとりが、それくらいしかなかった。
だから私は、結婚相談所の担当というのは、日程を調整してくれる人のことだと思い込んでいました。
担当がいることの良さは、正直まったくわかっていませんでした。
そして私自身、ほとんど活動しませんでした。若くて、自信もなくて、服も揃えていなくて。
2年以上在籍して、動かないまま過ぎました。
2社目へ:営業電話をきっかけに
実はこの1社目に入る前、別の相談所で仮登録までしていました。
そのとき担当してくれた人から、しばらく経って営業の電話がかかってきたんです。
ちょうど仕事が忙しくて、会社で残業していた時期でした。
今こういう状況で、と近況を話しているうちに、相談所を変えてみようかな、という気持ちになりました。
その人に「1社目では、担当はお見合いの日程調整をしてくれる人でした」と話したら、こう言われました。
——うちは日程調整は別のスタッフがやります。担当の仕事ではありません。私がしっかりサポートしていきます。
その熱意に、つられたんだと思います。
「私がしっかりサポートします」と言ってもらえたのが、単純に嬉しかった。
1社目で担当の良さがわからないままだった私には、その一言が大きかったのです。
実際、2社目からは定期的に直接会って面談をするようになりました。
今いる4社目では、月に一度、活動の反省会のような時間があります。
1社目のあの「日程調整だけ」の距離感が当たり前ではなかったのだと、あとになって知りました。
支店を変えると、担当も変わる
2社目はいちばん長く在籍しました。その間に、担当は3人変わっています。
1人目は、あの営業電話の人。1年ちょっとで退職しました。
2人目は年配の女性で、とても親身にしてくれた人。
そして3人目が、どうしても苦手な人でした。冷たい印象があって、馴染めなくて。
「お見合いをしないと!」と一緒に申し込みを手伝ってくれた、仕事熱心な人ではあったのですが。
ただ、私は担当を変えてほしいと言ったことはありません。
希望を出すことはできるはずですが、実際にはやりませんでした。
そのかわり、支店を移ったことは2回あります。
1回目は、1人目の担当が別の支店に異動したとき。「どうしますか」と聞かれて、その人を信じて一緒に移りました。
2回目は、2人目の担当が退職したとき。その支店は家から遠かったので、この人がいないのに通う理由がなくなり、
もとの支店に戻してもらいました。担当が辞めなければ、そのまま通い続けていたと思います。
結果として、支店が変われば担当も変わります。
「担当を変えたい」と直接言い出しにくい人にとっては、これも一つの手なのかもしれません。
大手ならではの仕組みだと思います。
3社目・4社目:やめて、また始めた
2社目をやめたのは、担当が理由ではありませんでした。
もう婚活自体をやめようか、と思っていた時期だったのです。
ちょうどマンションを買って引っ越す前で、生活が動くタイミングでもありました。
そのあと入った3社目も、だらだらと続けてしまいました。
コロナの時期と重なって、システムも他とは違いました。お見合いをするのではなく、気になった人に交流を申し込んで、チャットのやりとりから入る形。
そのチャットだけが長く続いて、そこから先に進まないことが多かったです。
いろいろあって、子どもを産める年齢でもなくなったと感じて、本気で婚活をやめようと思ってやめました。
このときは、本当にやめたつもりでした。
でも半年か一年ほど経って、やっぱり寂しいと思うようになって。
再開しようとしていたときに、友達が結婚を決めて、その相談所を紹介してくれました。
それが今いる4社目です。
入り直すたびに払ったもの
こうして4回入り直した結果、何を払ったか。
入会金を、4回払っています。
会社を渡った回数だけ、初期費用がかかりました。
そして写真も、毎回撮り直しています。
これはセオリーのようなもので、何年か前の写真を使うより、今の自分を撮ったほうがいい。
心機一転という意味もあります。写真はプロフィールの入り口なので、ここをケチる気にはなりませんでした。
活動履歴のリセットは、私の場合はあまり気になりませんでした。
大した活動履歴でもないので。申し込みのカウントがどうこう、というのも考えたことがありません。
まとめ:1社目に行かなければ、と思うことはある
4回のうち、いちばん悔いが残っているのは1社目です。
ほとんど活動しないまま2年以上いて、担当の良さもわからないままでした。
1社目には行かずに、最初から2社目に入っていればよかった——そう思ったことは、正直、けっこうあります。
でも今になって思うのは、足りなかったのはお金でも相談所でもなく、動かない自分だったということでもあって。
1社目でどこに入っていても、あの頃の私は同じだったのかもしれません。
もし今、相談所を変えようか迷っている人がいたら。
入り直すには、入会金と写真代がもう一度かかります。それは知っておいたほうがいい。
そのうえで、担当が合わないだけなら、会社を変えなくても手はあります。
担当の変更を希望することもできますし、私のように支店が変われば、担当も変わります。
変えることも、やめることも、また始めることも、失敗ではないと思っています。
私は4回やって、まだ婚活の途中にいます。


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