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去年、ある副業で、少しまとまった収入を得ました。
でも今年になって、住民税が去年の3倍に。
手取りがごっそり減って、家計をごりごり削られています。
稼いだお金は、そのまま手元に残るわけじゃなかったのです。
その副業は、もう終わっている
そもそも副業を始めたのは、婚活を少しお休みしていた時期のことでした。
住宅ローンの金利が上がってきていることに危機感を覚えて、少しでも家計の備えになれば、と思って始めたのです。
(そのときの住宅ローンの話は、こちらにも書いています。)
念のため書いておくと、その副業をしていたのは去年だけ。
仕事そのものは、去年の10月にはもう終わっています。
それなのに、税金だけは、今になって追いかけてくる。
住民税は、その年の所得ではなく、前の年の所得に対してかかります。
だから、稼いだそのときではなく、翌年になって、忘れた頃にやってくる。
「仕事はもう無いのに、税金だけ来る」――この時間差が、じわじわ効いてきました。
住民税が3倍になった理由は、ひとつじゃなかった
正直に言うと、住民税が3倍にふくらんだのは、副業のせいだけではありません。
いくつかのことが、たまたま重なった結果でした。
ひとつは、それまで所得控除になっていたDC(確定拠出年金。老後資金を自分で積み立てる制度)をやめて、NISAに切り替えたことです。
切り替えたのには、私なりの理由がありました。
DC(確定拠出年金)は、受け取れるのが原則60歳から。しかも、その受け取るときに税金がかかることがあります。
長いあいだ積み立てて、60歳を過ぎてやっと受け取るというときに課税されたら、たまらない。
それなら、運用で増えた分に税金がかからないNISAを、先に埋めておこうと思ったのです。
新しいNISAは1,800万円まで積み立てられるので、まずはこの枠を活かそう、と。
ただ、DCの掛金は所得から差し引けていた(=そのぶん節税になっていた)のに、NISAはそうではありません。
だから、切り替えたことで、課税される所得が上がってしまったのです。
(DCやNISAの仕組みは、金融庁のNISA特設サイトや、iDeCo公式サイトで確認できます。)
そこに副業の収入が加わって、さらに――
所得が動いた影響で、住宅ローン控除(家を買った人が、一定期間、税金の軽くなる仕組み)で差し引ける分まで、思っていたより減ってしまったのです。
こうしたことが積み重なって、住民税がぐっと増えました。
ちなみに副業のぶんは、所得税のほうは住宅ローン控除でまかなえて、かからずに済みました。
でも、住民税は別。副業分だけで、約8万円が発生しました。
所得税がかからなくても、住民税はしっかり来る――ここも、あとから知って驚いたところです。
税金の仕組みは本当に複雑で、私も後から「そういうことだったのか」と知ったことばかりです。
(正確なところは、お住まいの自治体や専門家に確認してくださいね。)
手取りが減って、毎月を組み直した
住民税が増えたぶん、毎月の手取りは減りました。
だから、家計の予算を、一から組み直すことに。
副業分の住民税(約8万円)は、副業で得たお金の中から納めました。
稼いだ額が、そのまま自分のものになるわけじゃない。
当たり前のことなのに、実際に手取りを削られてみて、ようやく体で分かった気がします。
いちばんの失敗は、ふるさと納税だった
そして、いちばん「しまった」と思っているのが、ふるさと納税です。
ふるさと納税自体は、以前からやっていました。
でも去年は、きちんと計算せずに、一昨年と同じ金額で済ませてしまったんです。
副業で所得が増えたぶん、本当はふるさと納税で使える枠も増えていたはずなのに、それを足さないまま。
つまり、せっかく取り返せたかもしれない分を、取り逃してしまった。
ふるさと納税で控除を受けられる上限額は、その年の所得によって変わります。
だから、副業などで収入が増えた年は、その年の分でちゃんと計算し直さないといけなかったのです。
控除の仕組みや上限額の目安は総務省のふるさと納税ポータルサイトで確認できますし、楽天ふるさと納税のシミュレーターなどを使えば、自分の上限額のおおよそを計算できます。
稼いだ年こそ、ふるさと納税はちゃんと計算するべきだった。
これが、今回いちばんの反省です。
ちなみに私は、ふるさと納税は楽天ふるさと納税でまとめています。買い物のついでにポイントも貯まるので、続けやすいです。
まとめ:稼いだお金は、そのまま残るわけじゃない
副業で収入が増えるのは、もちろん嬉しいことです。
でもその裏では、翌年の住民税が、静かに待っている。
稼いだ額イコール、手元に残る額ではありませんでした。
もし今、副業を始めようとしている人や、去年がんばって稼いだ人がいたら。
翌年の住民税と、ふるさと納税の計算だけは、どうか忘れないでほしいなと思います。
そしてもうひとつ。
副業や雑収入で収入が増えた年は、増えたぶんの半分くらいを、翌年の住民税や所得税のために、先によけておくこと。
これは、痛い目にあった私から、心からおすすめしたいことです。
よけておく先は、使っていない銀行口座があれば、そこへ。
なければ、住信SBIネット銀行の「目的別口座」のように、ひとつの口座の中でお金を用途べつに分けられるサービスも便利です。
私みたいに、あとから慌てて家計を削ることに、ならないように。


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