「あなたはパートナーに何を求めているの?」
――お見合いで投げかけられたこの問いに、私はうまく答えられませんでした。
譲れない条件とは違う、私が本当に求めていたもの。それを探していくと、ひとつの言葉にたどり着きます。
条件を絞っても、その先に進めなかった
婚活で譲れない条件を絞った話は、前の記事に書きました。
自分の中で条件をきっちり絞ったことで、ただ会って消化するだけのお見合いが減りました。お見合いだけで終わる出会いではなく、お見合いから次につながる出会いが増えたように思います。
それでも、そこから先になかなか進めなかった。
「ただ結婚したいだけ」に見えたと言われて
そんな中、お見合いで出会った人に「あなたはパートナーに何を求めているの?」と問われました。
私は、自立したお互いが結婚するにあたり、お互い好きなことをしていていいから、一緒に帰る場所を作っていける人を求めていると伝えました。
ですが相手には、その答えや私の態度が「ただ結婚がしたいだけの人」に見えた、と言われました。
なんでそうなるの……と、とても凹みました。
ただ、パートナーに求めるものは、譲れない条件とはまた違うものなんだと、そのとき知りました。
子供が欲しくて始めた婚活
私がパートナーに求めるものってなんだろう?
それを考えるには、私がなぜ婚活をしているのかを思い出す必要がありました。
最初に婚活を始めたのは、32歳の頃。
私は、子供が欲しかった。家族が欲しかった。だから、相手に求めていたのは経済力でした。
でも、よく考えればこれは譲れない条件であって、問われたような「パートナーに求めているもの」とは違うと思いました。
一度やめて、また始めた理由
42歳を超えた頃、子供という選択肢は私の中から消えました。
当時婚活を相談していた友人に「本当に結婚が必要なのか?」と問われたことがきっかけで、惰性のように続けていた婚活を辞める決意がつきました。
でも再び婚活を始めた理由は……やっぱり寂しかったから。
一人で出かけるのは慣れているけど、出かけた先で楽しいことがあっても誰にも話す相手がいない。
一日の終わりに、今日こんなことがあったんだよと話しあうことができる相手が欲しかった。
話すだけなら友達でもできるけど、友達には家族がいて、私を一番にはできない。
でも、パートナーならお互いを優先しあえる。
誰かの人生の中心に、自分がいる感覚が欲しかった。
そうはっきりと気づくことができたから、再び婚活を始めたのです。
胸の奥から出てきた答えは「安心」
私がパートナーに求めるもの。私を優先してくれる、話し相手になってくれる人。
でも、これもはっきりとした理由ではないと思いました。
仲人との面談でも、「あなたはパートナーに何を求めているの?」と問われました。
いろいろな言葉を探そうとしたけれど、頭ではなく、胸の奥から出てきたのは―――
「安心」だった。
そう。私がパートナーに求めているのは「安心」だった。
安心にはいろいろあります。
- 経済的な安心
- 生活を守ってくれる安心
- 私の気持ちに寄り添ってくれる安心
私はここまできてやっと、具体的にパートナーに何を求めているのかがわかりました。
この「安心」をもう少し具体的にした話は、私が安心できる人の3条件として次の記事に書いています。
私は、選ばれたかった
子供という選択肢がなくなっても、結婚することに意味がなくなったわけではありませんでした。
私は「誰と生きていくか」を考え直していただけだったのです。
私は、選ばれたかった。でも、誰でもいいわけじゃない。
私を大切にしてくれる人に選ばれ、そして私もその人を選びたかった。その土台にあったのが、私にとっての「安心」でした。
まとめ:求めていたのは「安心」だった
子供という理由がなくなっても、結婚したい気持ちは消えませんでした。
私が本当に求めていたのは、「安心」でした。
何を求めているのかがわかって、ようやく私は「誰と生きていくか」を考えられるようになりました。
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