理想の条件を並べていた頃
私は32歳から婚活を始めました。そして最近まで、パートナーに求める条件を気持ちの赴くままに作っていました。
- 優しい人が良い
- 年収は私より上がいい
- 真面目な人
- 車を持っている
- 身長は私より高い
- 漫画やアニメが好き
- 尊敬できるところがある
- 年齢は近い人がいい
ほかにも細かい条件をたくさん並べていました。
理想に縛られて動けなかった
理想のパートナー像を追いかけるうちに、ここが嫌、あそこも違うと相手を減点方式で見ていて、お見合いを申し込むという一歩すら踏み出せず、時間だけが過ぎていきました。
運よくお見合いが成立しても、あれこれ理由をつけて断ってばかりいました。
仲人からの問いかけ
そんな時、仲人からこう問われました。
「あなたはパートナーに何を求めているの?」
私は並べられるだけの条件を口にしました。すると、
「そのすべてを満たす人はほとんどいないし、いたとしても出会える確率は低いですよ。」
と、現実をつきつけられました。
本当に必要なものを考えた
そこで初めて私は考えたのです。
私が本当に求めているものは何だろう。私は何が必要なんだろうか。……私は何が譲れないのだろうか。
条件を書き出し、絞り込む
ノートに条件を書き出しました。そして、その中から「本当に譲れないもの」だけを4つに絞ることにしました。
一つひとつ、自分に問いかけました。
条件を見直して気づいたこと
例えば――
・車を持っている
都市部で生活する私にとって、車は必須ではない。
・優しい人がいい
・真面目な人
それは実際に相手に会ってみなければわからないこと。これは“条件”ではなく、“関わりの中で見えるもの”だと気づきました。
残った本当の基準
そうして削っていき、最終的に残ったのは5つでした。
生活に直結するもの
- タバコNG
- ペットOK
- 生活圏が同じ
できればあればいいもの
- 価値観が合う
- ドライブ好き
見えてきた変化
ここでやっと、私にとって本当に大切なものが見えました。
抽象的な理想ではなく、生活に直結する“基準”ができました。
思考がクリアになり、余計な雑音に振り回されなくなった気がしました。
ひとりでは気づけなかったこと
あの頃の私は、理想を並べることに一生懸命でした。でも本当に必要だったのは、「どれが自分にとって大事か」の気づきを与えてくれる人だったのかもしれません。
自分ひとりでは、なかなか気づけませんでした。

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